Fate/stay night【Heaven’s feel】2章 解説/考察 黒い影の正体・桜の髪の色はなぜ変わったのか? | LI techno  

Fate/stay night【Heaven’s feel】2章 解説/考察 黒い影の正体・桜の髪の色はなぜ変わったのか?

Fate stay/night【Heaven’s feel】3章がついに8月15日公開ですね!
その前に、2章【lost butterfly】のおさらいや、わからなかったところを明確にしていくとより楽しむことが出来るのではないでしょうか?
Fateシリーズは世界観が重厚で、映画を見ただけではわからない設定や面白い裏設定がたくさんあるので、ぜひここで確認していってください!

1、登場人物をかるく整理していきましょう!

主人公

衛宮士郎
Fate/zeroで登場した衛宮切嗣の養子。
切嗣の影響からか、正義感が強く、間違ったことが嫌いな性格です。

【遠坂家】

遠坂凛
現状では、遠坂家の一人娘で、遠坂家6代目継承者です。
もともとは桜と姉妹で、幼少期は仲が良かったようです。今は桜が間桐家に養子に出されているので、実質の一人娘として遠坂家を支えています。
アーチャーのマスター。

【間桐家】

間桐臓硯
間桐家の当主で、実は500年生きています(!)。聖杯戦争を生み出した魔術師の一人。
魔術により延命を重ね生き続けた化け物であり、聖杯戦争に参加する目的は「不老不死の体を手に入れること」。そのためならばどんなことでもする卑怯な性格です。

間桐慎二
桜の義理の兄。蔵硯の孫にあたるが、魔術師としての才能は全くと言っていいほどありません。

間桐桜
遠坂家から間桐家に養子に出された娘。凛の実の妹。

【アインツベルン家】

イリヤスフィール・アインツベルン
Fate/zeroで登場した、アイリスフィール・アインツベルンと衛宮切嗣の娘。

 

2、ライダー(メドゥーサ)はなぜ慎二がマスターの時弱かったのか?凛の「あれが……ライダー?」というつぶやきの意味

慎二がマスターの時、ライダーちょっと弱くない?と感じた人も多いのではないでしょうか。それには、ある理由があったのです。

サーヴァントは、固有の魔力や能力をもって顕現してくるものの、能力の大きさはマスターの魔力などに大きく影響されます。
例えば、魔力が強大で優秀な魔術師と、魔術師としての才能があまりない者が同じサーヴァントを召還した場合(あり得ませんが)、前者のサーヴァントの方が圧倒的に強い力をもって顕現します。

間桐慎二は臓硯の実の孫でありながら、魔術師としての才能は全く持たずに生まれてきました。
そのため、「偽臣の書」を使用して一時的にライダーを従わせてはいたものの、慎二の能力に影響され、ライダーは本来の力が発揮できなかったと考えられます。

それに対して桜は魔術師として大変すばらしい魔力を持っているので、ライダーのマスターが桜に戻ったとき、慎二が従えていた時とは比べ物にならない能力をライダーは取り戻したのです。

3、桜が遠坂家から間桐家に養子に出された理由とは?

桜はもともと遠坂家の次女でした。魔術師としての才能も申し分なく、凛と並ぶほど希少な魔術の属性である「架空元素・虚数」能力の持ち主でした。
しかし、魔術家は「一子相伝」(学問や技芸などの秘伝や奥義を、自分の子供の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないこと。)がルールであり、遠坂時臣(遠坂家元当主)は凛に遠坂家を継いでもらうことを選びました。

しかし、桜の持っている属性・虚数はとても貴重なもので、魔道の家門の庇護がなければホルマリン漬けの標本にされる可能性があったので、桜を守るためにやむなく跡継ぎのいない間桐家に養子に出されたのです。

4、なぜ桜は蟲蔵に閉じ込められたり、蟲(刻印蟲)に侵され続けているのか?・幼少期と髪や目の色が違う理由は?

ここで大切になってくるのが「魔術回路」です。桜はもともと遠坂家の人間であり、魔術回路は遠坂家から遺伝したものでした。
しかし、間桐家に養子に出され、桜が間桐の魔術を学ぶ上で必要になったのが間桐家の魔術回路です。
臓硯は刻印蟲を桜の体に寄生させることで無理やり桜の魔術回路を間桐家のものに書き換えているのです。
そのため、桜には心身ともに多大なストレスがかかっており、髪や目の色にも変化が生じることになりました。

Fate/zeroでも間桐雁夜が刻印蟲を使用して無理やり魔術回路を作り、戦っていた描写もありましたね。

5、黒い影の正体とは?

黒い影の正体、それは聖杯と桜の力の融合体のようなものです。
ただ、ここでの純粋な聖杯ではなく、第4次聖杯戦争で汚された聖杯のかけらを蔵硯が桜に埋め込んだものです(小聖杯)。
聖杯が小聖杯である桜を通して、睡眠時など桜の意識が薄い時に彼女を使役し無差別に生物をを吸収する「影」として出現するようになったものです。
の影は、桜の「虚数魔術」と間桐家の「吸収」の魔術を掛け合わせた能力で、あらゆる生物を吸収し取り込んでしまいます。

6、黒い影(聖杯)に取り込まれたセイバー(黒セイバー)がめちゃくちゃ強い理由・エクスカリバーをたくさん使える理由

Fate/zeroやstay naightでのセイバーは、あんなに必殺技(エクスカリバー)をたくさん打てなかったのにHeaven’ feelのセイバーはどうしてあんなにエクスカリバーを打っているの?と疑問に思われた方も多いかもしれません。
実は、小聖杯と聖杯にこの秘密があるのです。

聖杯と小聖杯(桜に埋め込まれた聖杯)はつながっており、桜の黒い影(小聖杯)に取り込まれたサーヴァントは、小聖杯を通して聖杯から無尽蔵の魔力を供給してもらうことが出来ます。
黒い影に取り込まれ、聖杯の魔力を自由に使えるようになったセイバーは、大量に魔力を消費するエクスカリバーを無尽蔵に打つことが出来るようになったのです。
いわばチートみたいな状態なので、あんなに強かったんですね!

7、黒い影(聖杯)に取り込まれたサーヴァントたちはどうなるのか?

前述したとおり、黒い影=小聖杯なので、小聖杯を通して聖杯から大量の魔力が供給されるようになります。
また、取り込まれたサーヴァントは桜の支配下に置かれます。
桜=小聖杯なので、サーヴァントたちは小聖杯の意思に従って魔力を吸収するために動くようになります。

7、桜の味覚がなくなった理由 桜「味がしない」

冬木で大量殺人が行われているとの報道がされる中、桜が煮物らしきものを一人で食べていましたね。
その時、桜が「味がしない……」とつぶやきます。
これは、桜がサーヴァントを取り込んだり、聖杯から流れ込む大量の魔力の副作用ともいえるものです。

聖杯は「アンリマユ(この世のすべての悪)」という存在に汚染されており、その汚染された魔力が桜(小聖杯)に流れ込み、その過程で人間としての感覚や理性が失われていきます。
そのため、桜の味覚が失われてしまったのです。

作中、桜が士郎の胸に手を当て、「まだ温かい…」とつぶやきます。これは、どんどん体の感覚が失われていく中、まだかすかに残っている感覚(ひいては自分の中の正常な部分)が残っていることを確かめるシーンだと言えます。

8、映画のラストで慎二が持っていた小瓶の中身は?桜が持つと光る理由

慎二が持っていた小瓶の中身は明確にはされていませんが、手に取った者が有能な魔術師の素質を持っているほど強い光を放つものがと考えられます。
そのため、慎二が手にしても全く光りませんでした(=慎二には魔術師としての才能はない)が、桜が持つと強い光を放ちました。

9、臓硯の狙いは?臓硯が士郎に桜を殺せといった真の目的とは?

臓硯は桜が聖杯として覚醒しつつあることを知っていました。そして、聖杯を秘めた桜が大変強いことも知っていたでしょう。
臓硯は、士郎には桜を殺せるほどの力を持っていないことを知りながら、士郎に桜を殺せとそそのかしたのです。
その理由は、「桜を完全に聖杯として覚醒させるため」です。
桜を、桜の最も愛する者(士郎)に裏切られることで、すべてに絶望し、理性がなくなり、完全に聖杯として覚醒させようとしたのです。
士郎は桜を殺すことが出来なかったためその最悪の結末は避けることが出来ましたが、結局桜が慎二を殺してしまったことにより聖杯として覚醒する運命は避けられませんでしたね。

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